【社労士】2016年度(第48回) 社労士試験 本試験講評 (選択式・社会保険科目)

続いて、社会保険系科目の講評です。

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社会一般

Aは社会保険の歴史に関する出題でした。しかも海外絡みの話だったので、対策が手薄だった方も少なくないかもしれません。イギリスがドイツで迷い、イギリスを選んでしまった方も多かったようですが、ドイツが正解です。

Bは、大正11年が正解。これは、中学や高校の社会科のテストのように、年号を知っていなければ解けなかった問題だと思います。

Cは、児童手当の対象となる児童の範囲は、中学卒業までの児童であるという基本知識があれば正解にたどり着けたと思います。

D,Eは国民健康保険法の基礎からの出題でしたので、必ず正解したい設問です。

A,Bを落としても、C,D,Eで確実に得点して、足切りを免れたい出題でした。

健康保険法

A~Cは高額療養費の計算問題でした。高額療養費の計算は苦手意識のある人も少なくないようで、後回しにしてしまいがちですが、過去問でも同様の出題はありましたので、苦手意識を払拭しておかなければなりませんでした。

A,Bは上位所得者の計算式を押さえておけば解けた出題です。ただ、BはAの計算結果が元になりますので、Aが答えられなかったらBも連動して不正解になるという怖い出題でした。

Cも多数回該当の場合の高額療養費の算定基準額をズバリ知っていなければ答えられない出題でしたので、高額療養費周りの数字を押さえられていたかが勝敗のポイントになりました。

D,Eは訪問看護療養費からの出題ですが、Dは基本書レベル、Eはやや細かい論点だったかもしれません。

いずれにしましても、高額療養費をきちんと勉強していたかが勝敗の分かれ目でした。

厚生年金保険法

A~Cは在職老齢年金からの出題で、こちらも計算式の知識が問われる出題でした。

A~Cいずれも、似たような用語の中から正解を探さなければならなかったので、知識があやふやな人は厳しかったと思います。

D,Eも流してしまいがちなところからの出題で、Dは文脈で何とか選べるかもしれませんが、Eは正確な知識が無ければ正解は難しかったと思います。

厚生年金保険法は、在職老齢年金自体は王道中の王道の論点なのですが、それを「どれだけ正確に覚えられていたか」がポイントになったのだと思います。

国民年金法

A,Bは目的条文からの出題なので、必ず正解しなければなりません。

Cは学生納付特例の出題ですが、今年の法改正ではありませんが、平成26年4月から、さかのぼって学生納付特例制度が申請できるようになったという、近時の法改正を踏まえた出題でした。

D,Eは悪質な滞納者に対して効率的な徴収を行う場合も財務大臣への委任に関する論点の基礎的は知識なので、是非正解しておきたいところです。

国民年金法は全体的に回答しやすい出題であったと思います。

救済について

私の完全なる主観ですが、救済の可能性があるのは、労働一般、健康保険法、厚生年金保険法だと思います。

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