【社労士】2016年度(第48回) 社労士試験 本試験合格発表 講評

本日は、今年度の社会保険労務士試験の合格発表でした。

受験生の皆さんは、結果はいかがだったでしょうか。

社会保険労務士試験はマークシート方式ですので、ほとんどの方は自己採点が終わっていて、択一式、選択式の合格点のボーダーラインと、どの科目に「救済」が入るかが焦点になっていたと思います。

択一式、選択式、順番に講評をしていきたいと思います。

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択一式

まず、択一式試験の合格点が、今年も含め、ここ10年で最も低い42点だったということです。また、択一式で「救済」が入ること自体が珍しいのですが、一般常識、厚生年金保険法、国民年金保険法と、3科目で合格基準点を4点から3点に引き下げる救済が入りました。

択一式試験で3科目も救済が入るのは異例なので、私自身も正直驚いています。

択一式試験は、判例問題など実務要素の取り入れ、長文化、個数問題や組み合わせ問題など出題形式の複雑化など、以前に比べて全体的に難化していることは間違いありませんが、昨年度と比べると大きな難易度の変化があったとは思えないので、昨年度の合格率が2.6%と歴史的な低さでしたので、その調整のため、合格ラインを政策的に引き下げたのかもしれません。

選択式

続いて、選択式ですが、こちらは、合格点が23点以上で、2点救済が入ったのは、「労働一般」と「健康保険」の2科目でした。

労働一般は、法令問題ではなく、統計ばかりからの出題で、明らかに難問奇問でしたので、期待通りの2点救済で、妥当な結論だと思います。

健康保険法も、高額療養費からの出題で、1つ間違えると、他の設問も連動して不正解になってしまう出題でしたので、2点救済に救われた方もいらっしゃるかもしれません。

年金法は、傾向としては難しめの出題が多く、救済が入ることも多い印象がありますが、今年は厚生年金も国民年金も標準レベルの出題でしたので、救済無しは妥当であると思います。

総括

総括して見ますと、やはり明らかな難問奇問には救済が入りますので、基本に忠実に勉強をして、弱点を無くしていくことが合格への近道であると、改めて確認できるような合格基準や救済措置であったのではないかと思います。

ただ、合格率が昨年から回復したといっても、4.4%と試験史上2番目の低い合格率であり、合格者数も1770人でした。

合格率が6~7%で推移し、合格者数も3000人前後であった数年前と比べると、合格が狭き門になっているということは間違いありません。

今年合格できた方は「おめでとうございます」ですが、今年残念だった方も、基本に忠実に勉強をしていけば社労士試験は決して「ギャンブル」ではありませんので、あきらめずに頑張って頂きたいと思います。

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